籠に張る素材として古書店で購入した帳面
達者な毛筆で書かれているので残念ながら所々しか読めないけど
どうやら家賃の支払い状況が書かれているらしい
表書きは大正12年~となっており昭和10年頃まで使われていたよう
店子の氏名の横に漢数字で一から一二と書かれており
その数字の上に几帳面そうに朱印が押されていて
つまり「今月は頂きましたよ」ってことやね。
きちんと毎月押されているページもあれば
所々押印が無く「滞」の文字やら7円の家賃であるはずが「5円入」とか「3円入」とか書いたある。
今のように振り込みとか引き落としなんて事はないやろうし
度々「○○さぁ~ん○○さぁ~ん」と玄関を叩き声掛をする大家の姿と、家の中で息を殺している人
「大家さん、今月はこれで堪忍して」と頭をかく姿なんかが想像できて面白い。
落語や古い映画などで貧乏長屋なんかの描写があるけど、あんな感じ。
と、ページをめくっていると出ました出ました「夜逃げ」の文字
いかにも大八車に荷物を積んで逃げてそうでしょ?
購入時、予想以上の価格を提示されてしばらく悩んだけど
面白かったし良しとしよう。
それではGW返上で作業をして
5/19(土)~20(日)の2日間、敦賀へ行ってきます。
つるがクラフトマーケット2007(福井県敦賀市)
会期 5月19日(土)・20日(日) 10:00~17:00
会場 敦賀港金ヶ崎緑地
金ヶ崎緑地:ぐるなび